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ほぼ独居状態で生活意欲をなくし、栄養失調になっていたAさん【ビューティデイサービス】

食事形態を変え、嚥下機能を改善し体重が6㎏増!意欲的に活動されるように!

Aさん(80 代 女性 要介護2)
昔は仕事に意欲を持って取り組まれ、身の回りも小ぎれいにされていたAさんでしたが、ご家族の不在時間が長く、ほとんど独居状態になったことで生活意欲をなくし、食事も摂れずやせ細っておられました。
栄養面、全身状態の把握と清潔保持が必要でした。
実施前

硬いものが食べにくく、食事量が少ない

デイの利用開始当初、Aさんはお茶でもむせることがありました。
ご自宅ではほぼベッドの上で生活されており、食事は1日に小さなパンを半分とキャラメルを10 粒ほどしか食べていませんでした。
デイの利用開始時の体重は30 ㎏でした。

訓練内容

食事形態の見直し

  1. 固形で提供していた食事を、「一口大」「きざみ食」「ミキサー食」の3種類用意し、どの形態だと食べられるのか確認しました。
    →Aさんはミキサー食だと食べられることが分かりました。

苦手食材の置き換え

  1. ミキサー食でも白米は苦手だということが分かったので、元々ご自宅でも食べており、なじみのあるパンに主食を変えました。
    →ちぎったパンだと問題なく食べられ、食事量がだんだん増えていきました。

口腔機能訓練の実施

  • お茶などでむせるのは口腔内の汚れや、口腔周囲の運動不足が原因と判断し、歯科衛生士による口腔内の清掃、口腔機能訓練を実施し、嚥下機能の維持・改善を行いました。
実施後

10 ヶ月で体重6㎏増加。お花やお茶などの活動にも意欲的に参加されるようになった

ミキサー食とちぎったパンの組み合わせで、デイでの食事は完食されるようになりました。
食事形態の変更、嚥下機能の改善により食事量が増え、体重も10 ヶ月で6㎏増加しました。デイでは他ご利用者と交流するうちにおしゃれに興味が出て、お花やお茶、書道などの活動に意欲的に参加されるようになりました。
Aさんからは「みんなに励まされて元気に食べられるようになりました。
みんなに会うのが楽しみでデイに通っているのよ」という言葉をいただいています。