2021.08.25
世の中には、できなくなる事に対して様々な補う機械・器具があります。例えば歩きにくくなったら杖や補装具が、耳が聞こえなくなったら補聴器や人工内耳が、目が見えにくくなったら眼鏡やコンタクトレンズがあります。
一方、声が出にくくなった時はどうでしょう。もちろんコミュニケーションを円滑にする視線入力などもありますが、声を使う事自体については代替手段はあまりありません。
よって声が出しにくくならないようにするためには、日頃から声を出すことが発声・発語器官の維持・向上に繋がります。
また食事の際の嚙み砕く・飲み込む(摂食・嚥下)器官と発声・発語器官は同じ部分を使っていることが多いため、声を出すことは摂食・嚥下機能の維持・向上にも繋がります。
多機能リハビリセンターありがとうデイサービスでは午前と午後に「発声教室」があります。年代別や季節ごとのラインナップもあれば、その場で直接リクエストを受け、ストリーミング再生することもあります。
この日は、ご利用者からのリクエスト曲を再生しました。普段のラインナップと違い、「とても懐かしい」「あの曲も歌いたい」と大変好評でした。
多機能リハビリセンター ありがとうデイサービスからのお知らせ及び活動報告です