2017.07.03
片手で扱える調理器具で訓練し、ご自宅で料理ができるように!
A氏(50 代 男性 要介護2 くも膜下出血発症後、右片麻痺)
くも膜下出血発症後、家事はすべて同居するお母様がしていましたが、「母も高齢になってきたので、自分でできることを増やしたい。
家事ができるようになりたい」というA氏の希望を実現させるため、まずは「自宅で料理を作る」ことを目標に取り組みました。
実施前 |
利き手ではない左手で調理器具を扱うことが難しく、片手で食材をしっかり押さえることができませんでした。
味付けやガスを使うことはできるので、片手で扱える調理器具を提案し、使い方に慣れるまでデイにある家庭用台所で調理の実践訓練を行うことにしました。
訓練内容 |
一品料理を作る過程で、以下のような器具を提案し、使用してもらいました。
玉ねぎのみじん切りをするA氏
実施後 |
デイでの調理の様子をご家族にお伝えし、調理器具や自助具など、実践訓練で使用したものをご自宅にも用意していただきました。
実践訓練で使用したレシピを基に、ご自宅でも調理をしたり、ご家族の調理を手伝うなど、「自分でできることが増えた」とA氏はもちろん、ご家族もとても喜ばれています。
多機能リハビリセンター ありがとうデイサービスからのお知らせ及び活動報告です