2022.02.09
ご利用者のA様と杖を使った歩行訓練をしています。最初は歩くだけだったのですが、
慣れてこられたので言葉のトレーニングを兼ねてしりとりをしながら歩くことにしま
した。
しりとりは何も道具がいらないけれど、聞いたことのないもしくは普段使わない言葉
に触れることで今まで知らなかった物の名前や言葉を知り、語彙を増やすきっかけに
なります。
右片麻痺で失語症でもあるA様にとってはとても効果的な脳のトレーニングとなるようで、
言葉が増えているとともに、スタッフがびっくりするような言葉が飛び出ます!
(ドフトエフスキー、うそ発見器!!…とか)
とはいえ、しりとりをするのにわざわざ時間をとったり椅子に座って改めてとなると
中々やりづらいものですが、何かをしながらだと時間を有効に使うことが出来ます。
また、予想以上に優れたコミュニケーションツールになり得ることもわかりました。
失語症のA様にとって、楽しんで取り組める言葉のトレーニングとなっています。
多機能リハビリセンター ありがとうデイサービスからのお知らせ及び活動報告です